バンコクから車で1.5時間ほどの距離にある世界遺産にもなっている「古都アユタヤ」様々な遺跡が並ぶ中で個人的に印象深かった「ワット・プラ・シーサンペット」について今回ご紹介いたします。
ワット•プラ•シーサンペット
วัดพระศรีสรรเพชญ์
Wat Pra Srisanpet
ワット・プラ・シーサンペットは、アユタヤにある遺跡で、1448年に建てられ当時のアユタヤ王朝にて儀式に使われていたそうです。アユタヤ観光のツアーであればほぼ確実に入っている有名な観光名所で、3つの仏塔が並んでいるのが特徴です。この3つの仏塔にはアユタヤ王朝の王の遺骨が納められていると言われています。当時は巨大な純金で覆われた仏像もあったそうですが、1767年にビルマ軍による侵攻により破壊略奪されました。その後に残った遺跡などの修復を行い今の仏塔がある形になったそうです。
呼び方/表記について
英語表記は「Wat Pra Srisanpet」または「Wat Pra Sri Sanpet」
日本語表記も「ワット・プラ・シーサンペット」または「ワット・プラシーサンペット」と表記の揺れが少しあります。
アユタヤの3人の王の
遺骨が納められた仏塔
アユタヤ王国の王の遺骨が納められている仏塔とのことですが、下記3人の王の遺骨が納められたと言われております。
トライローカナート王
本遺跡には元は寺院などがありトライローカナート王の在位時代1448-1488年に建設され、アユタヤ 王朝での重要な儀式が行われていたそうです。
ボーロマラーチャーティラート3世
トライローカナート王の息子で、父の後を継ぎ次の在位1488-1491年のアユタヤ王朝を治めましたが天然痘にて亡くなりました。
ラーマーティボーディー2世
ボーロマラーチャーティラート3世の弟で、今も残る3つのうち2つの仏塔はラーマーティボーディー2世の在位時代1491-1529年に建設が行われ、父と兄の遺骨をその仏塔に収めました。その後、ラーマーティボーディー2世も亡くなった際に3つ目の仏塔が建設され本人の遺骨も納められたそうです。
アクセス
ワット・プラ・シーサンペットへのアクセスですが、周りにも遺跡が固まっている地域なので、観光ツアーの場合もこの近辺で回っていくコースはあると思います。注意点としては気温の暑さ日差しにより体力が奪われますので、水分補給はお気をつけください。GoogleMapを載せておきますのでお使いください。
周りの遺跡では崩れている箇所も
今回2019年に訪れた際の写真なのですが、仏塔の周り遺跡には崩れた物もあり、近くにいけない部分などもありますが、それにより時の流れをより強く感じることもできました。
自然との一体化。
仏塔の上部には木々が生えており、自然と一体化しているようにも感じられました。仏塔に鳥が住んでるよ!とガイドさんも言っていましたので、実際に観光される際は、鳥など探してみるのもいいかもですね。
まとめ
アユタヤ 観光でのメイン名所の一つ「ワット・プラ・シーサンペット」をご紹介いたしました。簡単にでもいいのでアユタヤ王朝時代の王が眠る場所として予習して、現地を訪れるとまた違ったイメージを感じ取れると思います。アユタヤへ行かれる際はぜひ感じ取って観てください!
それでは素敵なタイ旅行を!
歴史的な流れも覚えておくと
現地にてより深く観光できて良いですよ