タイに限らず海外にいる離れた友達や家族、恋人などから、様々な理由でお金の支援を頼まれた経験を持つ人はいると思います。将来的に頼まれる可能性もあるかと思いますので、そんな時にできるだけ早く送金を行う方法の一つとして「ウエスタン・ユニオン」の店舗での送金方法をご紹介します。今回私も送金をしてみたのでその時の流れにそって説明していきます。
必要な情報のリストもまとめていますので、どうやって送金したらいいのかわからない方や、今後の急な送金に備え準備を整えとしてチェックいただければと思います!
今回の記事は、送金をどのように行えばいいのかお困りの人向けです!
ウエスタン ユニオン
Western Union
について
Western Unionは、アメリカの金融企業で世界各国にて展開されています。様々な金融業務を行なっておりますが、身近なサービスとして「海外への送金」業務の企業として認識されています。
ウエスタンユニオンの送金の流れ
全世界、約200ヶ国に提携店舗があり、それぞれの店舗にて「送金」と「受け取り」が可能です。各店舗がウエスタンユニオンのネットワークで繋がっているので全世界にて送金と受け取れる仕組みになっています。
利用も簡単で、利用者は窓口にて「送り主情報」と「送り先情報」を記入することで気軽に早く相手にお金を渡すことが可能です。
店舗からの送金は
当日で受け取り可能
現金による店舗での送金は、リアルタイムで反映され当日にて相手に送ることができます。事前登録なども不要(後記にてご説明)ですので、急ぎの時は店舗での対応がオススメです。
店舗の検索方法
送金方法の第一歩として、まずは店舗で近くのお店を検索してください、日本の各都道府県にて代理店が用意されているので、あなたの街から行ける場所を探してみましょう。
ページに飛ぶと、都道府県の項目があるので、お住いの県を選択することで店舗の場所を確認できます。(日本の店舗は複数の企業と提携しているので様々な店舗名ででてきます)
店舗が近くにない場合
(※事前登録が必要)
検索して移動できる範囲に店舗がない場合は、コンビニ送金やアプリ送金があるので検討してみてください。注意点として、コンビニやアプリを使った送金の場合、送り主の身分証などの事前登録が必要な為、初めての送金の時は時間がかかってしまいます。その為、急ぎの時は店舗送金をおすすめします。
店舗送金に必要なもの
店舗での送金に必要なものをリストにしました。基本的には身分を証明するものが必要なのでチェックしておいてください!
- 現金
- 送る相手の本名(IDカードに記載の英語表記の名前)
- 身分証明証(顔写真付きの免許証など)
- マイナンバーカード※
※マイナンバーカードがない場合はマイナンバー付きの住民票(6ヶ月以内のもの)で代用が可能です
申し込み書類への記入
お店に着いたら、送金したい旨を伝えると用紙をもらえました。そこに自分の名前や住所、送金金額、電話番号、相手の名前をアルファベットで記入していきます。各項目は日本語での記載もあるので難しくありませんが、下記にて記入した情報をまとめましたのでチェックしておいてください。
代理店にて用紙が違う可能性もあるかもしれませんので、内容はご自身で確認してご記入ください。
自分の情報を記入した項目
- First(名)
- Family Name(姓)
- Country of birth(出生国)
- Contact Phone No.(ご連絡先電話番号)
- Occupation(職業)
職業は、会社員であれば Office Worker で大丈夫です。
送金用の情報を記入した項目
- Amount to be sent(送金額):JPY(日本円)
- Destination Country(送金先国)
- Transaction Purpose(送金目的)
- First(名):送り相手の名前
- Last/surname/Family Name(姓):送り相手の苗字
今回はタイの友人に送りましたので、送信先国をThailandにして、あとは相手の名前や関係、送金目的を記載して、お店の人に提出します。その際に身分証の提出があったので渡して確認をしてもらいました。
送金目的のチェック項目は贈与にしました。(他に生活費などがあります)
お店のカウンターには送金は円での振り込みのみと記載がありましたので、yenを選択し金額を記載しました。
あと別紙にて送り先との関係の記入欄があり、私は友達 Friendにしました。
【重要】送り相手の
名前の記入について
送金相手の情報にて重要なポイントとして、相手の名前があります。名前が受け取る側の名前と違っていると結構手間だと聞いているので、慎重に確認をしましょう。(アルファベットの綴り1文字違えば他人です。大事なところなので確認しましょう)
私が名前で悩んだところはタイのIDには、name のところに
Mr/Miss の背別の表記があるので、それを含めるか含めないか。と言う部分で少し困りましたが、名前なので 性別は抜いて 記載の通りに記入して送金はできました。
送金の最終確認
申し込み用紙を窓口に渡して、しばらくすると、その日の両替レートでのバーツが記載された用紙が出てきます。手数料も追記されているので確認をしてください。
金額の他に、送り先の名前など記入した内容が記載されているので、それが間違っていないかを確認し、問題ないなら手数料込みのお金を用意し渡します。
マイナンバーを入力する欄もあるので、自分のナンバーを記入し、マイナンバーカードを確認してもらって手続きは完了しました。
送金取引受領書の確認
店舗側にて対応が完了すると送金取引受領書を渡されます。これで店舗での対応は、全て完了です。用紙にはMTCN(Money Transfer Control Number)送金管理番号が記載されてるので、それを写真にでも撮って相手に送る準備をしておきましょう。
相手が受け取る為の情報を伝えましょう
管理番号を相手にLINEなどで伝えて、あとは受け取る際に送り主(自分)の名前と住んでいる県、送金金額(控えの紙に現地通貨での記入があります)の記入が必要なので、記入した内容で伝えておきましょう。
送金目的も相手側でチェック入れるのですが、Gift(贈与)がなくOther(その他)があったのでそれで提出してもらい問題ありませんでした。
国や代理店にて書類の多少の違いはあるかもしれませんので、用紙の内容は一度相手に写真で送ってもらったて確認をした方がいいと思います。
上記の情報を現地にて受け取り用紙に記入すいることで相手が受け取ることができ送金完了という流れになります。
店舗なら送金は即日
送り相手はWestern Unionへ向かうと思います。先に伝えました管理番号と自身の情報を記入してもらい、受付すると無事お金を受け取ることができます。
受付完了時にはSMSでメッセージが届きます。
送金時に入力した電話番号にSMSで、相手がお金を受け取ったメッセージがきますので、ちゃんと受け取れたかの確認ができます。相手からも連絡が来ると思うので、それで全ての送金対応が完了です!
送金手順のまとめ
最後に店舗からの送金手順のまとめです。
- 店舗を検索
- 申込用紙への記入
- 身分証明書
- 送金先情報と送金金額の確認
- マイナンバーカード提示
- 送金取引受領書を確認
- 送金相手へ送金管理番号と記入情報を伝える
- 相手が受け取った際の連絡を受け完了
長くなってしまいましたが送金の流れを、今回私が実際に行った内容で記載いたしました。もしあなたの海外の友達が困っていた時に、今回の記事が参考になると嬉しいです。それではまた!
困った時はお互い様!
タンブンの精神です!