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【タイ料理】イサーンのソーセージの癖が強くて旨い件

タイ料理_サイクロークイサーン_サムネイル

タイ料理_サイクロークイサーン_サムネイル

これまで様々なタイ料理を食べてきましたが、今回ご紹介する料理の癖の強さが過去トップクラスに入る味だったのでご紹介しちゃいます!そんなイサーンで生まれのソーセージ「サイクローク イサーン ไส้กรอก อีสาน 」です!

2020年8月22日更新

イサーンのソーセージ屋台

サイクローク イサーン
ไส้กรอก อีสาน
について


サイクロークイサーンは、イサーン地方発祥のソーセージでして、豚肉、もち米、ニンニク、塩などをの具材を腸詰めにして、一度発酵させ火を通したものです。

ネームとの違い

同じくイサーン地方発祥の「ネーム」と比較しますと、豚肉と米を混ぜて発酵させる部分が似ておりますが「ネーム」は腸詰にしなくてもビニール等で形を作って発酵させていたり、また場合によっては生でそのまま食べるタイの人もいるようですので「サイクロークイサーン」とは異なる料理となります。

料理名の解説

料理名の意味としては「ソーセージ」を意味する「サイクローク」と「東北地方」を意味する「イサーン」の組み合わせで「東北(イサーン)地方のソーセージ」になります。

各単語の意味

イサーンについて

イサーンは タイの東北地方20県を指した表現で、タイ全土の人口1/3を占めている地域です。ただ出稼ぎにバンコクや他の地域へ移動している人も多い為、他地域でイサーン出身者と出会うことはとても多いです。
各都心部にて多くのイサーン出身者が多いのもあり、各地域にてイサーン料理が好まれ、広まったとも言われます。
ちなみにタイのサラダとして有名な「ソムタム」もイサーン料理です。

味の特徴

最大の特徴でもある「味」ですが、かなりの癖があるお味でして、あまり他で食べたことがない…なかなか説明がし辛い味なんです。豚肉ともち米が発酵されている味ですので、強いコクのような部分あれば酸味もあり口の中がその味で一杯でしばらく取れません(笑)
しかしそれでもまた食べたくなる!という感じに落ちるほど癖の強い味となっています。
酸味はどれぐらい発酵させたかで変わる為、お店によって発行具合はことなります。(3日発酵するとかなりの酸味になるそうです)
今回食べたものは酸味はさほど感じず、食べやすく「癖が強い」味でした。(笑)

ただやはり真に理解するには食べてみるしかないと思いますので、タイ好きで色々なタイ料理を食べてみたい!という方はぜひ屋台などで見かけたらお食べください!

食べられるお店

サイクロークイサーンは屋台やフードコートなどで食べることができる料理です。焼き物系の屋台でソーセージが何種類かあれば聞いてみるのもいいかと思いますよ!

屋台で注文

イサーンのソーセージ屋台

切った状態で野菜と一緒に提供されます

イサーンのソーセージを袋に

サイクロークイサーンはこんなかんじで切って提供されました。まんまで提供でもよかったような気もしますが、切れられたキャベツと一緒に食べるとなるとこれぐらいのサイズがちょうどいい気がします。

イサーンのソーセージ

もち米の食感

断面をアップにするともち米が確認できます。豚肉と一緒に発酵されても食感とともにもち米の存在がちゃんとありますよ。肉だけでなくもち米があることので通常のソーセージとは異なるこの食感もサイクロークイサーンの大きな特徴です!

イサーンのソーセージの中身

今回食べた屋台の場所

今回私がサイクロークイサーンを食べたのはイサーン地方のウドンタニの屋台でいただきました!GoogleMapにお店の情報はなかったので場所と行き方をご紹介します。
ウドンタニの中心地にある「セントラルプラザウンドンタニ」の通りからバービア群の「NuttyPark」に向かってまっすぐ歩いけば「Nutty Park」の手前ぐらいで屋台をやってましたよ。もしウドンタニに行く機会があればぜひ探してみてください!

今回は、イサーンで食べた思い出の説明しきれないタイ料理「サイクロークイサーン」をご紹介させていただきました!一度食べると口の中がこの味でしばらく消えないのですが、癖になってまた食べたくなる「サイクロークイサーン」気になったらどうぞ!

それでは良いタイライフを!

本当に癖がすごいんじゃあ